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公序で検索した結果:10件
その後Aがこの債権譲渡の件につきBに通知したところBからは特に異議も出されなかった。その後CがBの弁済期になって100万円の支払いを請求したところ、BはもともとBがAに負っていた債務は賭博による債務であるから、この債務は公序良俗に反して無効であり、従ってCに対しても支払い義務はな...
X女(朝鮮国籍)とY男(韓国国籍)は、1964年に婚姻(大阪府泉佐野市長に届出)し、4人の子供をもうけたが、1978年に別居に至った。Xは離婚、子供の養育権、財産分与(1700万円)、慰謝料(300万円)を求めて提訴した。第一審では、財産分与を棄却(それ以外は認容)。そのため、X...
(1)不法行為をしないことを目的とする契約は有効だが、不法行為をすることを目的とする契約は公序良俗に反して無効である。 →× 132条により、不法行為をしないことを条件とした契約は、不法条件付法律行為として無効である。 (2)金銭消費貸借契約の目的が賭博債務の弁済のためである...
民法判例 不倫な関係にある女性に対する包括遺贈と公序良俗違反 論点「不倫な関係にある女性に対する包括遺贈の行為は公序良俗違反 を構成するか?」 <序論> 重婚的内縁関係とは、一方において婚姻関係が継続していながら、他方におい て内縁関係が存在する場合の内縁関係をさす。相続...
法律行為の無効と取消の違同につき論じなさい。 一、法律行為の無効とは、ある法律行為が、有効な要件を欠く場合に、当初から全く効力を発生させないことである。例えば、公序良俗違反の法律行為(90条)、強行規定違反の法律行為(91条)がある。また、法律行為の無効は、誰が誰に対しても、い...
最高裁平成12年4月21日第二小法廷判決 事実の概要と経過 A会社は、X会社(原告)から寝装品の材料を継続的に仕入れていたが、昭和60年代には、Xに対して常時買掛債務を負うようになる。 ↓ A...
民法4(債権各論)第4課題 錯誤によって和解の効力はいかなる影響を受けるか。 和解とは、当事者が譲歩してその間に存在する争いをやめることを約束契約をいう。和解の成立には①争いの存在、②争いの譲歩(互譲)、③紛争終結の合意、が必要である。 ①争いの存在における「争い」は、法律関係の...
人権規定をどのようにして民法の公序良俗の内容とするのか 公序良俗の内容は憲法の趣旨を取り込んで判断するといってもどの程度まで取り込むのか定かではなく、憲法の価値充填の振幅が問題となる。人権規定の効力を相対化して私人間に取り込む以上、憲法14条に反するからといって直ちに公序良俗に...
科目コード0132 第三者の範囲
国際私法 国際私法上、弱者保護という要請は、どのように考慮されているか。 ----------------- 1.はじめに わが国では、法例7条1項において当事者自治の原則が採用されている。この当事者自治の原 則の下では、当事者による準拠法の指定は一般的に許容されている。...