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縄文で検索した結果:13件
1.はじめに 山内清男(1902〜1970)はそれまでの空想や常識論的な先史学に疑問を持ち、客観的科学性を重んじた遺跡、遺物の研究方法をもって日本の先史考古学の体系を構築した。 本稿ではその山内清男の業績をまとめ、また縄文時代における縄文土器研究の重要性についてもまとめていきたい...
1. はじめに 先史時代の人口を推定することは大変難しいことである。いままでこれを試みた研究者は芹沢長介氏、山内清男氏、小山修三氏、といった限られた人しかあげることができない。「人口論は、今後の縄文時代研究において進展の期待される分野である」(羽生1990)にもかかわらず、長...
?:調査の目的 北区内の遺跡(麻生遺跡等)から出土した約1,200〜1,300年前の土器の中には、北海道特有の土器である擦文土器の他に須恵器も出土した。 須恵器は、ロクロを使い山の斜面を利用して作った窯で、高温度で焼き上げる高度な土器であり本州でしか作られていなかった。 交...
はじめに 今回、過去に私がアルバイトで扱ってきた縄文土器について、地域ごとに共通する点と独立している点について調べ、当時の文化交流を考えてみようと思う。しかし、縄文時代の全ての土器を調べるのは大変な時間と資料を要求する。そのため、対象となる地域を関東地方とし、時代を縄文時代後...
沖縄に特有の文化である「グソーの正月」と「久高島信仰」についてのレポート(レジュメ)。文化の成り立ちから、現在に至るまでの形象のされ方、現代における人々の習慣をまとめた。
1. はじめに 山内清男の「サケ・マス論」という仮説を知り、大変興味が引かれるとともに、サケ・マスが縄文時代の東日本の高い人口密度を支える食料資源となりえるのか強い疑問を感じた。そこで現在の研究段階で山内の「サケ・マス論」に関してどこまで言及できるのかということを調べてみたくな...
1.はじめに これまでの縄文時代の墓制研究において、埋葬人骨の頭位方向は他の属性と比較して特に重要視されてきたといえる。それは頭位方向が当時の精神文化のあり方や社会組織を表しているとの解釈が行われてきたためであろう。本稿では縄文時代の埋葬頭位研究史をまとめてみることにより、頭位研...
約1万2千年前から、日本は縄文文化が広がっていた。縄文時代の人々は、竪穴式住居に住み、弓矢での狩猟、貝塚に見られる漁、植物の採取と調理、後には栽培など、様々な手段と工夫を用いて生活をしていた。三内丸山遺跡を例にあげて述べる。 三内丸山遺跡は、青森県の郊外にある。推定される範...
大森貝塚 「概要・・・大森貝塚は、東京都品川区から大田区にまたがる縄文時代後期から末期の貝塚。アメリカ人の動物学者・エドワード・S・モースが、1877年(明治10年)6月19日に横浜から新橋へ向かう途中、大森駅を過ぎてからすぐの崖に貝殻が積み重なっているのを列車の窓から発見し、発...
はじめに 今年の6月、東京両国の江戸東京博物館にて「発掘された日本列島2001」と題し、最新の考古学速報展が開催され、考古学を志す者の一人として私もそこに足を運んだ。展示品の中で私の目を引いたのが縄文時代の漆製品だった。むろん、縄文時代から漆が利用されてきたことは知識としてあ...
1.はじめに 本稿ではまず縄文時代の東西日本の格差をとりあげたうえで、谷口氏の環状集落から見た生態史観の研究をみていき、最後にまとめにかえて遺跡分布と人口密度を研究する意義について個人的考えを述べていくことにする。 2.縄文時代の東西格差 縄文文化を通観すると、土器型式のあ...
テスト対策用のノートです。数年分の過去問を分析して、要点をまとめてあります。