引用と著作権

レポート・論文を作成するにあたり自分の考えや意見ではない文章を使用するときは、 かならず引用を明示し参考文献リストに記載する必要があります。

引用とは

他人の書いた文章をそのままそっくり掲載するだけではなく他人の意見、見解、 研究結果などを研究の根拠または論拠として使用することは全て引用です。
書き手による考え思考、オリジナルの文章ではない記述は引用ですので、 出所を明示しなければいけません。
先行研究の図や表を掲載するときも同様です。無断引用とならないように、 自分の考えと他人の考えを明確に区別して表示するようにしましょう。  

直接引用する場合

他の先行研究、著作に書かれている文章の一部をそのまま引用する場合は 文章を「  」でくくり本文に挿入します。
引用を挿入した最後には(   )に著作名と年度またページを記し 参考文献リストをレポートや論文の文末に追加し表記します。

「・・・・・であろう」(中山,2007,p.289)
中山(2007)によれば「・・・・・こと」である。

  引用ページが1ページの場合は「p.289」と書きますが、
何ページにも渡る場合は「pp.289‐305」と表示します。

文献リストには、
著者名・発行年・タイトル・出版社を書きます。
中山信弘(2007)『著作権法』有斐閣.