≪聖徳短通信≫アンデルセン「みにくいアヒルの子」を脚色し、一幕物の人形劇の脚本にまとめてください。(お話から劇へ)

閲覧数474
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    母アヒル(巣の中で)ガーガー、早く出ておいで!
    ヒナ達(卵の中から頭を出し)ピヨピヨ!(卵から出て来て)世の中ってずいぶん広いんだなぁ!
    母アヒル 坊や達、これが世の中の全部だと思うの?
    ヒナ達 うん、ちがうの?
    母アヒル 世の中というのはね、このお庭のずっと向こう側まで、広がっているんだよ。お母さんでさえまだ行った事がないの。それはそうとこれで全員そろった?まだ全員じゃないね!一番大きい卵がまだ残ってるよ。
    おばあさんアヒル(下手から登場)おまえさん、どんな具合だね?
    母アヒル この卵一つだけ、穴のあく様子がなくて。でも他の子を見てやって下さい。こんなに可愛らしいアヒルの子達は今まで見たことがありません。みんなお父さんそっくりですの。
    おばあさんアヒル どれ、その割れない卵というのを私に見せてごらん。これはおまえさん、七面鳥の卵だよ!私もいつか騙されてね、生まれた子には本当に苦労させられたよ。これは放っておいて他の子供達に、早く泳ぎを教えておやりよ。
    母アヒル でも、もう少し頑張ってみます。
    おばあさんアヒル 好きにするといいよ。(下手に歩いて退場)
    アヒルの子(卵の中から出てきて)...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。