保育園実習事前学習(1歳児)
〈小児の特性〉
①絶えず成長・発達している。
②健康・不健康を問わず、年齢相応の世話が必要。
③感染に対して抵抗力が弱く、感染を受けやすい。
④自分で危険から身を守ることができない。
⑤病気の進み方が早く、悪化しやすい。一方回復も早い。
⑥不快や苦痛をことばで表現できない。
⑦大人への信頼の気持ちが育ちつつある時期。
⑧病気及び入院の意味が違う。
〈発達課題〉
○乳児期(誕生~1歳)
⇒1.社会的愛着
2.感覚運動的知能と原始的因果律
3.対象の永続性
4.感覚的・運動的機能の成熟
■身体的発達
〈身長・体重・頭囲・胸囲の発達〉
○身長:出生時の1.5倍(約75cm)
○体重:出生時の3倍(約9㎏) ○1ヶ月の体重増加量:190g
○頭囲:約45~46㎝(出生時には胸囲よりも大きいが、1歳ころには胸囲の方が上回る)
○大泉門:前頭骨と頭頂骨との間にあり、通常1歳半頃までに閉鎖する。
○カウプ指数:主に乳幼児の身体バランス、栄養状態を見るために用いられる。
体重(g)÷身長(㎝)²×10
...