10-kW 小型風力発電システムの有効性に関する研究

閲覧数2,420
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1. はじめに
    近年、屋根や庭、グラウンドなどに設置できる小型風
    力発電システムへの期待は非常に高い。しかし、小型風
    力発電機には、出力に対する建設コストや強風時での故
    障と対策など、様々な面において費用対効果が十分でな
    いといった問題がある。これにより、小型風力発電機の
    有効性が十分でないとの意見もある。
    そこで、本稿では、本校にある小型風力発電機の有効
    性について述べる。去年の春、本校は10-kW小型風力発
    電機を導入した(オーストラリアのWestwind 社製
    Westwind-10)。以下に、風車の主な仕様(表1)を示す。
    この風車の台風による影響と実測結果を報告するととも
    に、出力特性を明らかにし、小型風車導入の有効性につ
    いて考察する。

    タグ

    論文理工学工学風力制御

    代表キーワード

    理工学工学論文

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    The abstract: Recently it is expected that we will make use of small windmill at individual homes or at
    school sites. But small windmills have many problems. Some people say small windmills are not effective
    enough yet. Therefore, this paper examines the effectiveness of small win dmills in terms of their practical
    operation. Last spring the 10-kW small wind power generation system was installed on our campus. We
    examine the four points as follows: the affect of a typhoon on the whole system...

    コメント1件

    petcatdog 購入
    日積算発電電力値が非常に少ない場合の例を幾つかデーターとして用いていますが、私の経験上、計測機器へのノイズや誤差が見かけ上の発電量として積算されてしまうことが非常に多いと思っています。
    westwind10kWの設備を設置されているようですが、一度、シャント抵抗の電圧や蓄電池端子電圧が実際にロガーへどのような電気信号が渡っているかシンクロを使って見てみてください。そのノイズの多さに閉口すると思います。
    ノイズの多くは、盤内に同居する盤機器やwestwind純正のコントローラーのFETスイッチングによるものです。
    論文として、観測機器の機器情報も明示して欲しいと感じました。
    データーがその根拠もなく一人歩きしているように感じて読ませて頂きました。
    2005/12/26 21:37 (18年11ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。