自分はアンリ・ミショーの“EMPORTEZ−MOI”を選んでこのレポートを書くことにした。理由は自分が去年大学一年間過ごしたときに思い考えたことと詩の内容が同じようなことであったからである。
詩の内容というのは生きることへの居心地の悪さというものを表現している。社会的不適合や枠の中の息苦しさといったものは現代の日本人に通じるメンタリティーでもある。そして去年の自分もそういったものを感じて生きていたように思う。
アンリのこの詩はそのような内容を海と陸と身体というものを使って表現している。
EMPORTEZ-MOIを読んで
自分はアンリ・ミショーの“EMPORTEZ-MOI”を選んでこのレポートを書くことにした。理由は自分が去年大学一年間過ごしたときに思い考えたことと詩の内容が同じようなことであったからである。
詩の内容というのは生きることへの居心地の悪さというものを表現している。社会的不適合や枠の中の息苦しさといったものは現代の日本人に通じるメンタリティーでもある。そして去年の自分もそういったものを感じて生きていたように思う。
アンリのこの詩はそのような内容を海と陸と身体というものを使って表現している。海でははん船で遠くへ行きたい、船にくくりつけてもらってもいいから遠くへ行...