アンケートに見る日中関係のカギ

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    資料紹介

    一、はじめに
     私が留学生として中国から日本に来たことで、自然に日中関係に対しての関心は高まってきた。しかし残念ながら、小泉首相が靖国神社を参拝することをはじめ、日中両国の間にいろいろな紛争が起こってしまい、中でも最も激しかったのは、今年中国で起こった反日デモである。日中両国の未来について、誰もが悲観的な見方をした。
     さらに最近、産経新聞(2005年12月14日朝刊)によると、中国訪問中の民主党の前原誠司代表は胡錦濤国家主席との会談ができず、日中問題「永遠に解決せず」と述べたということだ。
     日中両国は、地理的にも大変近い、同じアジアの国である。さらにグローバル化が進んでいる現在では、経済的、文化的、戦略的に様々な面でお互いに依存し、ともに発展せざるを得ないと思われる。もし、日中問題が「永遠に解決せず」とすれば、日中両国の発展はそれまでだと考えざるを得ないと思われる。また、日中関係がこのまま悪化していくと、恐らく将来、日中の間に戦争が起こる可能性もあるとさえ考えられる。
     果たして、日中問題は「永遠に解決せず」なのか、日中関係は修復することができないのだろうか。ここからは、日中関係を回復できる方法を考えていきたいと思う。
    二、在日外国人学生対日感情のアンケート調査
     私の手元に、あるアンケート調査結果がある。それは、基礎演習の時に、クラスメートと一緒に行った、外国から来た留学生、就学生、そして交換留学生を対象とする、彼らの対日感情についてのアンケーである。
     図?は、日本に来てから、日本という国に対する考えやイメージが変わったかというアンケートに対しての答えである。この図から、80人を超える外国人学生のうちで、5割強(45人)の人が良くなったと答えたことに対して、悪くなったという答えは僅か1割に満たないことが明らかになった。

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    アンケートに見る日中関係のカギ
    一、はじめに
     私が留学生として中国から日本に来たことで、自然に日中関係に対しての関心は高まってきた。しかし残念ながら、小泉首相が靖国神社を参拝することをはじめ、日中両国の間にいろいろな紛争が起こってしまい、中でも最も激しかったのは、今年中国で起こった反日デモである。日中両国の未来について、誰もが悲観的な見方をした。
     さらに最近、産経新聞(2005年12月14日朝刊)によると、中国訪問中の民主党の前原誠司代表は胡錦濤国家主席との会談ができず、日中問題「永遠に解決せず」と述べたということだ。
    日中両国は、地理的にも大変近い、同じアジアの国である。さらにグローバル化が進んでいる現在では、経済的、文化的、戦略的に様々な面でお互いに依存し、ともに発展せざるを得ないと思われる。もし、日中問題が「永遠に解決せず」とすれば、日中両国の発展はそれまでだと考えざるを得ないと思われる。また、日中関係がこのまま悪化していくと、恐らく将来、日中の間に戦争が起こる可能性もあるとさえ考えられる。
    果たして、日中問題は「永遠に解決せず」なのか、日中関係は修復することができないのだろ...

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