ロストウ理論の是非について

閲覧数5,961
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    アメリカの経済学者であるW.W.ロストウは、1960年代に経済成長論の分野に、独自の発展史論(経済成長段階説)を提唱したことで著名な人物である。
    まず、ロストウにとって「成長」とは、資本と労働の増加率と人口の増加率との間に成長する、一人当たりの産出量を増大させるような関係、としている。マルクスの原始共産制・奴隷制・封建制・資本主義・社会主義という発展段階説に対峙して、彼は?伝統的社会?先行条件準備期?離陸期?成熟への前進期?高度大衆消費社会、という5段階を経て経済成長は進行すると考えた。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    アメリカの経済学者であるW.W.ロストウは、1960年代に経済成長論の分野に、独自の発展史論(経済成長段階説)を提唱したことで著名な人物である。
    まず、ロストウにとって「成長」とは、資本と労働の増加率と人口の増加率との間に成長する、一人当たりの産出量を増大させるような関係、としている。マルクスの原始共産制・奴隷制・封建制・資本主義・社会主義という発展段階説に対峙して、彼は①伝統的社会②先行条件準備期③離陸期④成熟への前進期⑤高度大衆消費社会、という5段階を経て経済成長は進行すると考えた。
    この段階論の中心的概念は、第三期の離陸期である。実際の歴史上の対応としては産業革命期にあたる。離陸期の特徴...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。