お薦め。実践用の規範集と本番での思考順序について等。新司法試験一発合格(純粋未修)。
≪思考方法≫
1 訴訟類型の選択
(1) 抗告訟法(処分性と訴えの利益は共通)
訴訟類型問題となる要件取消訴訟(3条、9条)法律上の利益執行停止申立(25Ⅱ)重大な損害、緊急の必要、本案の理由、公共の福祉予防的無効確認(3条、36前)損害を受ける虞補充的無効確認(3条、36後)法律上の利益、補充性不作為の違法確認(3条、37条)申請非申請型義務付(3条、37条-2)法律上の利益、補充性、重大な損害申請型義務付(3条、37条-3)申請、取消訴訟等併合提起仮の義務付け(37-5Ⅰ)填補不能損害、緊急の必要、本案の理由、公共の福祉差止訴訟(3条、37-4)法律上の利益、補充性、重大な損害仮の差止(37-5Ⅱ)填補不能損害、緊急の必要、本案の理由、公共の福祉当事者訴訟
訴訟類型 問題となる要件 実質的当事者訴訟(4条後) 確認の利益、法律関係の公法性 仮処分(44条反対解釈、民保23Ⅱ、53) 略 ●当事者訴訟における仮処分の可否
公法上の当事者訴訟において民事保全法に基づく仮処分の可否が認められるか。44条の射程が問題となる。
この点、抗告訴訟における仮の救済も原状回復(遡及効)...