グルカゴン負荷テスト
目的
グルカゴンは肝グリコーゲンを分解し、血糖を上昇させるが、同時にインスリン分泌作用がある。この作用を利用し糖尿病(1型、2型)、インスリノーマの診断、内因性のインスリン分泌をみる。
対象
糖尿病(1型、2型)、インスリノーマ疑いの患者
禁忌
褐色細胞腫の患者(グルカゴンはカテコラミンの分泌を促し、高血圧発作の恐れがあるため)
必要物品
グルカゴン(1mg)1V、生理食塩水20ml1本、20ml注射器1本、18G注射針1本、21or22G注射針1本、採血セット、採血スピッツ、ストップウオッチ
方法
検査終了まで絶食とする。
前採血後、医師がグルカゴン1...