基礎心理学
心理臨床実践における面接記録の書き方
記録を書くという行為の意味
忘れないためのメモとしての役割
やりとりの印象をより鮮明に記録に留める役割
面接で生じた現象を相対化させ、客観的な視点から捉えなおす役割
観察を補強する役割
面接でのセラピストとの感情を引き出しいしまう役割
クライエントに安心を与える役割
記録を書く際の留意点
ただし、逐語録にこだわりすぎるとクライエントに注意が向かなくなることがある。
初回面接と継続面接での記録のとり方の違いをしっかりと認識する。
目の前で記録されることに抵抗を示すクライエントの場合は、後で面接場面を思い起こして記録する。(目の前での記録は一切し...