ヤング率

閲覧数3,506
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    ヤング率

    代表キーワード

    ヤング率

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、目的
     ユーイングの装置を用いて銅、鉄のヤング率を実験的に算出する。
    2、理論
     一様な角棒を曲げたとき、棒の長手方向に伸縮のない(棒の長さの変わらない)層Aを考えることができる。層Aに垂直な断面を考え、図1のように、曲率中心Cから層Aの微小長さdxを見込む角をdθとし、曲率半径をρとすれば、層Aと平行で距離zの
    位置にある断面積がdSの層Bの歪みは
    となる。層Bに加わる張力をdFとすれば、ヤング率Eは
    となる。したがって、断面に加わる曲げモーメントLは
    となる。ここで、      は、層Bの断面と層Aとの交線のまわりの慣性モーメントに相当するものを表す。
    次に、図2のように、長さlの片持梁の中層を考えるとき、一端に質量Mのおもりを掛けたため、OからXの距離にあるdxの部分に生じる微小降下をdeとすれば
    となる。このとき曲げモーメントLは
    であるから、これら2式よりρを消去すると
    となり、一端降下eは
    となる。
    本実験では、厚さa、幅bの角棒を図3のように距離lの2つの水平支点で支え、角棒の中央に質量Mのおもりを掛けている。したがって、上式のlの代わりにl/2、Mgの代わりにMg/...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。