学校において、進路指導とは生徒が自らのあり方、生き方を主体的に考えさせて進路選択をさせるように進むべき道を示し、導くことであると考える。高等学校の学習指導要領では進路指導の目標を「生徒が自己の在り方、生き方を考え、主体的に進路を選択できるよう学校の教育活動全体を通じ、計画的・組織的な進路指導を行なうこと」と述べている。
では、実際にどのような点に注意すべきか。まずは、何となく進学、就職という選択肢を歩ませるのではなく、これからの人生の中で自らが成長し、よりよく生きていくために、主体的に考えて行動できるよう、刺激を与えていく必要がある。そう考えると進路指導は、高校3年間、大学4年間などと、人生...