国際化によって、日本の学校はどのように変化し始めているのかを明らかにし、その視点からアメリカ・イギリス・中国のいずれかひとつの国の教育についてまとめよ。
⇒日本の教育制度は国際的に自給・完結性が高く、これまで日本人にとって、幼稚園から大学院に至るまですべての教育を日本で受けることは、ごく普通のことと考えられてきた。しかし、経済・文化活動を中心とした人的な国際移動の増加に伴い、また海外の教育機関の多様化によって、国境を越えた教育流動が次第に高まり見せる今日、その完結性は必ずしも日本の教育の常識、そして利益とはいえなくなっている。
そこで問題となるのが国境を越えた教育の持続性であり、教育内容・...