非限定文句の用例を用いた分詞構文導入や綴字と発音の間の基本原則の指導法、第一次言語運用と第二次言語運用の指導法をまとめなさい。
分詞構文の導入において、まず「分詞構文」とはどのようなものなのかということを、しっかりと生徒に説明しることが必要である。その上で、用例を用い、生徒の理解を深めていく。その際に留意することは、非限定分詞句と限定分詞句の違いを示すことである。
まず初めに、「分詞構文とは」という導入から始める。簡潔に述べると、「分詞構文とは、普通なら接続詞と新たな主語・述語を使って表すような内容を、それらを用いず分詞を用いて表す構文のこと」である。「理由」「譲歩」「時」などの含意が出るため、文句の全体が副詞文句相当語句になる。これは挿入句的な非限定関係詞文句と同様である。
Her brother having a dog is a doctor.(限定文句)
The friend, watching the movie, was crying.(非限定文句)
この②の[watching the movie]は[who had watched the movie]とも[beca...