教育方法学第1設題

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    従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の視点ごとにまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。
    従来の学校の教師には、児童・生徒の発達過程に関する心理学的知識や、教科・教材についての専門的知識や、学校の運営に関する指導・管理能力が主に要求されてきた。しかしながら、現代においてますますその必要性が認められている資質がある。それは、これからの社会のあり方と、社会の中での人間個人の生き方についての適切な認識に関するものである。そうした社会認識及び人間認識を踏まえた上で、今後の「教職教養」が見直されていく必要があると言えるだろう。
    また、学校で展開される授業の目的である学力の性格によって、その授業の設計と評価のされかたが異なるのは言うまでもない。そこで、本稿では、従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価と、主体的な学習を基本とする授業についての設計と評価の特徴について、いくつかの視点から比較・検討していくことにする。
    新教育課程では、4つの学力をバランスよく育てるようカリキュラムを組むことが目指されている...

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