教育原論(ペスタロッチーの教育学)

閲覧数2,905
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
     ⇒ペスタロッチーは、子供には将来発展する素質が備わっており、この素質が子供の内から発展するように助成することが教育であると考えている。この考え方は、子供は生まれながらには動物であるにすぎず、この動物的衝動を根絶することが教育であるという古い教育観に真っ向から反対する。つまり、ロックのタブラ・ラサ説とは異なる教育観を見出すことができる。ペスタロッチーはこの教育観を「有機的・発生的」と呼んでいる。子供の内的素質を重視するという点で「有機的」であり、自発的成長を促しているという点で「発生的」でもあるのである。また、ペスタロッチーは、探求において、人類の進化を、自然的状態、社会的状態、道徳的状態の順番に分けており、人間を自然な形で道徳的状態にもたらすことを教育の目的としている。
     また、ペスタロッチーは「直観の原理」を教育方法の重要な柱として考えている。
    直観とは、知識の持ち主が熟知している対象に対して持つ、即時的な知識の形式である。直観は、合理的かつ分析的な思考の過程のよる概念化された知識の実体が介在する、全ての知識の形式と異なっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。