英米文学概論設題1

閲覧数1,097
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    18世紀においてイギリスが他国に先がけて小説を生み出したのは何故かをイギリスの歴史とそれが生み出す社会を考察しつつ述べよ
    イギリスは島国でありながら孤立せず、大陸の思想や制度・技術などを容易にイギリスに流用することができた。また、島国であるため、大陸の動乱や変革からイギリスを守ったことがイギリスの自由の温床となった。森林は貧弱なイギリスも地下資源は多く埋蔵されていた。しかし、なんと言っても石炭と鉄鉱が世界に先駆けて産業の飛躍的発展を成し遂げた。
     イギリスには、16世紀後半、エリザベス朝の時代に、欧州でも最も華やかな、国民文芸の黄金時代を現出する。この時代には、多くの富裕な中産階級が比較的高い教養と自覚を持っていて、国民的感情が最高潮に達していたために、大陸ルネッサンスの影響によって、純イギリス的な国民文芸の急速な発展をみた。
    しかし、エリザベス女王の死後、イングランド王位を継承したスコットランド国王ジェイムズ1世は、その子チャールズ1世と共にイギリスの制度・習慣や国民感情について全く無理解であり、王権神授説によって国王の神権を主張した。
    しかし、自営農民出身の産業資本家や都市の商工業...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。