燃焼とは何か
・定義
燃焼とは、光と熱を伴う酸化反応であり、主に急激に変化する化学反応を指す。金属が錆びるなどの、熱や光を伴わない緩やかな酸化反応は燃焼とは言わない。
・炎
気体が燃焼し、光を発して燃え上がる現象を火炎や炎という。燃焼は、炎を伴う燃焼を有炎燃焼、炎を伴わない燃焼を無炎燃焼という。
・燃焼の条件
燃焼が起こるには3つの条件がある。
(1)可燃物の存在
そもそもの燃える物が無くては燃焼は起こらない。言い換えると、燃焼には「○○が燃える」というような表現をしたときの主語に当たる物が必要で、それが可燃物である。
(2)助燃性のある気体(酸素)の存在
歴史上かつては、何か燃焼を助ける働き...