生活習慣病とは、その名のとおり、普段の生活習慣が、発病や進行に深くかかわっている病気を指す。つまり、加齢よりもむしろ食生活や運動習慣、休養、喫煙、飲酒やストレスなどが起因している。そして、働き盛りに多い病気のため成人病と呼ばれていたが、子供の成人病が増えて病気の原因が日常の生活習慣の影響が大きいことが判明したため、1996年、生活習慣病と改められた。
ちなみに、日本人の全死亡者のうち約60%が3大生活習慣病で亡くなっている。日本人の死亡原因第2位の脳血管疾患、3位の心疾患はいずれも生活習慣病であり、1位のガンについても、大腸ガンや肺ガンなどは、生活習慣病とされている。このほか、糖尿病、高血...