医療福祉論①L1111

閲覧数1,933
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

      「医療福祉史の発展史について論述せよ。」
    Ⅰ,はじめに
     困難なときに人が人を支えるという行為を福祉の原点とするならば、人類の発生とともに福祉は始まり、制度も何もない時代では人々の助け合いがすなわち民間福祉活動そのものであったといえる。医療の源は、安全な食物を探し出すことから始まったと考えられている。人類が生き延びるために極めて重要なことである。福祉・医療活動は、ともに人類の生存および発展に必要不可欠なものであり、現在の医療福祉に至ったと考える。医療・福祉の発生、発展について歴史的背景および実態を考察する。
    Ⅱ,イギリスの医療福祉の発展
    18世紀のイギリスは産業革命をむかえ、資本家と労働者の階級格差を深化させ、貧困と社会問題が一層進行するようになる。産業革命による社会的諸矛盾は、労働運動や社会運動などの改善運動へと広がり、貧困問題は社会構造との関係から捉えられるようになる。18世紀後半には、救貧税の急激な上昇が問題視され、救貧システムの抜本的な改変を求める声が高まった。こうしたなかで、貧困問題の原因を人口圧力から説明したマルサスや私有財産絶対の原則を大前提にした功利主義を論じたベン...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。