コンテナリゼーションが国際物流に及ぼした影響

閲覧数2,742
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    現在、世界全体のコンテナ輸送量は約3億TEU(twenty-foot equivalent units:20フィートコンテナ1個単位)であり…

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    グローバル・ロジスティクス論レポート
    2. コンテナリゼーションが国際物流に及ぼした影響とは何か。
    はじめに

     現在、世界全体のコンテナ輸送量は約3億TEU(twenty-foot equivalent units:20フィートコンテナ1個単位)であり、今後も中国など新興国の成長によりさらなる増加が予測されている。今や国際物流の中心となったコンテナ輸送であるが、その影響は単に新たな輸送手段を提供しただけにとどまらない。本レポートではそのようなコンテナリゼーションが国際物流に与えた影響を考察する。
    コンテナ革命について

     コンテナ船の始まりは1950年代のアメリカに遡る。国際物流は、今にいたるまで海上輸送が中心であるが、当時の海上輸送は海運同盟と呼ばれる欧米の船舶会社主体のカルテル組織が支配していた。海運同盟はメンバー間の競争を抑制し、また外部規制手段(運賃延戻制度、二重運賃制度など)により盟外船を排除していたため、アジアなど他国の船舶会社は市場参入が限られた。そこにアメリカ人マルコム・マックリーンがコンテナ船運行会社シーランドを創設、これまで在来船が主体であった定期船輸送に「コンテ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。