1 中国EC 市場の概況
2008 年 12月27日
2 中国経済の概況と市場としての可能性可能性
3 中国のGDP成長
中国EC市場の
市場の概況
~フリー版
フリー版~
2008年12月27日
1
中国経済
経済の
の概況と
市場としての
としての可能性
可能性
中国
経済
概況と市場
としての
2
中国のGDP成長
IMF World Economic 2008
3,500
3,251
3,000
年平均成長率
1990-2007 13.3%
2000-2007 15.3%
2,500
2,645
2,244
1,932
2,000
1,641
1,500
1,000
483
388 406
500
613 559
728
856
953 1,019
1,083
1,198
1,325
1,454
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
19
90
19
91
19
92
19
93
19
94
19
95
19
96
19
97
19
98
19
99
20
00
20
01
20
02
20
03
20
04
20
05
20
06
20
07
0
GDP 10億
億 ドル
・中国のバブルの崩壊懸念、日本経済の高齢化による成長率の維持への不安等が考慮されていない数字であるが、
・中国のバブルの崩壊懸念、日本経済の高齢化による成長率の維持への不安等が考慮されていない数字であるが、
IMFによれば、2013年まで中国は平均14.9%成長、日本は3.9%成長と仮定して将来予測を算出している。これによる
IMFによれば、2013年まで中国は平均14.9%成長、日本は3.9%成長と仮定して将来予測を算出している。これによる
と、中国は2008年にはドイツを抜き世界第三位、2012年に日本を抜き世界第二位になると見込まれる。
と、中国は2008年にはドイツを抜き世界第三位、2012年に日本を抜き世界第二位になると見込まれる。
3
各国GDP の状況 2007年
IMF World Economic 2008
購買力平価基準によるGDP 10億ドル
FY2007
13,844
6,991
4,290
2,810
2,989
ス
ロ シア
イタ リ
ア
ブラジ
ル
メ キシ
コ
スペ
イン
カナ
ダ
フラン
英国
イン ド
1,786
2,137
1,346
1,352
2,047
2,088 1,836
1,266
日本
ド イツ
韓国
イタ リ
ア
スペ
イン
カナ
ダ
ブラジ
ル
ロシア
インド
英国
フラン
ス
中国
日本
ド イツ
4,384
3,322
3,251
2,773
2,560
2,105 1,432 1,290
1,099
1,439 1,314
957
15000
14000
13000
12000
11000
10000
9000
8000
7000
6000
5000
4000
3000
2000
1000
0
中国
13,844
米国
15000
14000
13000
12000
11000
10000
9000
8000
7000
6000
5000
4000
3000
2000
1000
0
米国
GDP 10億ドル FY2007
•IMFのWorld Economic 2008 によれば、USドルベースでのGDPは左の通り日本が2位、中国は4位であるが、購買力平
•IMFのWorld Economic 2008 によれば、USドルベースでのGDPは左の通り日本が2位、中国は4位であるが、購買力平
価で引きなおすと中国が既に日本を抜き第2位になる。世界銀行やCIAの統計等は購買力平価の数字で経済力を評価し
価で引きなおすと中国が既に日本を抜き第2位になる。世界銀行やCIAの統計等は購買力平価の数字で経済力を評価し
ており、欧米のアジアに対する見方として、日本より中国を重視する傾向が強くなのは否定できないであろう。
ており、欧米のアジアに対する見方として、日本より中国を重視する傾向が強くなのは否定できないであろう。
4
出展: IMF World Economic April 2008
中国の一人当たりGDPの成長と給与上昇の状況
IMF World Economic 2008、中国統計調査2008
(単位: USD)
3000
4,000
3,635
GDP per Capita (USD)
一人当たり給与
3,088 2,461
2500
年平均成長率 2000-2007
一人当たりGDP 12.1%
平 均 給 与 14.4%
2000
2,701
2,356
1,599
1,378
1,227
500
315
339
344
351
399
412
517
496
667
809
601
951
771
2,500
1,716
1500
913
699
3,000
2,012
2,065
1000
1,100
817
861
946
1,038
1,827
1,486
2,000
1,270
1,132
1,500
1,000
467
500
20
07
年
20
06
年
20
05
年
20
04
年
20
03
年
20
02
年
20
01
年
20
00
年
19
99
年
19
98
年
19
97
年
19
96
年
19
95
年
19
94
年
19
93
年
19
92
年
0
19
91
年
0
19
90
年
3,500
・経済の成長に合わせ、給与も上昇している。2007年段階で年収平均が40万円程度。2008年上期の給与増加率が
・経済の成長に合わせ、給与も上昇している。2007年段階で年収平均が40万円程度。2008年上期の給与増加率が
17%であるので、4000ドルは超える見込み。
17%であるので、4000ドルは超える見込み。
5
アジア各都市の物価、所得に基づく購買力
USB 2008 price and Earning Update世界主要都市購買力調査
(単位: 指数)
120
New York
110
東京
香港
100
100
94.4
50
台北
シンガポール
ソウル
76.9
70.5
56.4
43.2
66.6
63.9
50.6
45
43.4
47.2
43.4
35.8
29.7
31
30
15.5
12.9
68.7
48.9
35.4
40
20
KL
94.5
76
72.3
バンコック
100
89.3
70
60
上海
100
90
80
北京
27.1
17.8
12.8
10
0
物価指数
給与水準
国内購買力
・NYを100とした時のアジア主要都市の物価、所得水準、これらに基づくUSB (Union Swiss Bank)購買力の調査
・NYを100とした時のアジア主要都市の物価、所得水準、これらに基づくUSB (Union Swiss Bank)購買力の調査
・北京、上海の物価水準は日本の半分程度(実感としては1/3から1/5)。所得は東京の15%であるが物価が安い為に購買力と
・北京、上海の物価水準は日本の半分程度(実感としては1/3から1/5)。所得は東京の15%であるが物価が安い為に購買力と
しては東京の30%程になる(平均レベルが)。給与格差が激しいので高所得層の購買力はもっと高い。
しては東京の30%程になる(平均レベルが)。給与格差が激しいので高所得層の購買力はもっと高い。
・北京上海の給与水準は、バンコックよりも高い。又、購買力という点では香港と大差が無い。中国国内、香港共に貧富の差
・北京上海の給与水準は、バンコックよりも高い。又、購買力という点では香港と大差が無い。中国国内、香港共に貧富の差
の激しい地域の為、一概に言えないが一般庶民の生活レベルとしては、可能性はある。
の激しい地域の為、一概に言えないが一般庶民の生活レベルとしては、可能性はある。
6
出展: UBS
仮説 高額所得者数: 2008年上半期都市別給与の状況より
中国報酬調査網 25,361人の調査
千円( 1R=16円)
上海
杭州
北京
天津
広州
シンセ
ン
成都
青島
武漢
合計
下位10%
462
384
394
384
384
413
339
326
331
下位25%
670
531
581
554
587
595
531
459
467
中間値50%
1,045
842
960
854
933
917
886
691
766
上位75%
1,712
1,440
1,616
1,475
1,442
1,472
1,370
1,197
1,491
上位90%
2,592
2,304
2,544
2,528
2,304
2,224
2,432
2,384
2,320
5.6
6.0
6.5
6.6
6.0
5.4
7.2
7.3
7.0
05年 人口 国連: 千人
14,349
2,451
11,510
7,499
8,525
7,009
4,334
2,721
8,313
66,711
年収90万円(5...