看護実習振り返りの文章例です。
授業で取り扱ったものなので、実際の実習のものではありませんが、授業・実習で役に立つと思います。
その1 今回の実習では患者さんの状態に合わせた援助や、入院生活においての気分転換の重要性について学ぶことができた。
状態に合わせた援助については今回受け持たせていただいた患者様は一週目は意識レベルも低く、声をかけても反応も薄く、あまりコニュニケーションを図ることができませんでした。しかし、I氏は援助の際や、安静時にも下肢の疼痛、肘関節の疼痛などを訴えていた。そのために援助の際にもI氏の体に触れるだけでも「痛い」や「急に触ったら痛い」などの発言がよく聞かれて、表情も硬く、怒り口調が目立っていました。
しかし、二週目になると表情も明るく、日中はニコニコしていることも多くなってきていました。二週目からは援助の際には声かけをしっかりとすることでI氏も協力してくれることができ、痛みを感じさせることが少なくすむようになりました。また下肢の疼痛も和らいできたために表情も明るくなり、覚醒している時間は長くなってきました。
痛みとは身体的にも精神的にも苦痛なものであり、日常生活に影響を与えてしまうものだと感じました。
清潔ケアを行う際でもなるべく、苦痛を与えないように保温や疼痛に注意して、I氏の表情...