看護診断名「自己尊重慢性的低下」

閲覧数22,551
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.定義

    2.理論の概念と枠組み
     (1)自己尊重
     (2)自己尊重と自己概念
     (3)自己尊重と自己評価

    3.自己尊重・自己概念に関連する理論
     Ⅰ.社会的比較理論
     Ⅱ.自己評価モデル(SEMモデル)
     Ⅲ.セルフ・ディスクレパンシー理論

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    自己尊重慢性的低下

    1.定義
    自己または自己の能力に関する、長期にわたる否定的な自己評価/感情(NANDA)
    自己と自己の能力について長期的に継続して否定的な自己評価や感情を持つ状態。その感情は直接的に表現される場合もあるし、間接的に表現される場合もある。(ゴードン)

    2.理論の概念と枠組み
    (1)自己尊重
    自己尊重は自己の価値や能力に対する感じ方であり、マズローが指摘するように基本的欲求の一つであり、誰もが自己尊重を高く保ちたいと感じている。また、自己尊重はその人自身に常に意識されているわけではないが、その人の言動や意識状態を基本的に志向づける。自分自身の存在や生を基本的に価値ある者として評価し信頼することによって、人は積極的に意欲的に経験を積み重ね、満足感を持ち、自己に対しても他者に対しても受容的でありうる。このような意味において、自尊感情は精神的健康や適応の基盤をなすと言われている。
    (2)自己尊重と自己概念
    自己概念とは、一般的に、「自らが自己を対象として把握した概念であり、自己の性格や能力、身体的特徴等に関する比較的永続した自分の考え」と定義される。また、「知覚された自己...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。