国際福祉研究2

閲覧数2,610
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     アメリカにおける医療制度の現状を説明するとともに、わが国の医療改革について述べよ。
     アメリカの医療保険制度の違いからくる誤解やトラブルが、アメリカで医療を受ける際に一番大きな問題である。よくアメリカには医療保険がない、といわれるがそれは間違いである。アメリカにも医療保険はあるし、保険に加入しているのが普通である。アメリカの医療保険制度の特徴を日本との対比でまとまると以下のようになる。
    日本では、国民健康保険や健康保険など、全国民が公共の保険に入ることが義務付けられている。このため、所得に応じた保険料を支払っていれば、本人もその家族も、医療にかかった金額のうち何割かを負担すれば、どこの病院に行っても、すぐに医療を受けることができる。しかし、それでは入院費などを払うことができないため、高額医療免除の申請などがある。生活保護を受けている場合は、生活保護の費用から捻出される。さらには、個人で民間の医療保険(生命保険)に加入している場合がある。
    この公的健康保険制度には国民全員が加入となる。雇用者(被用者)(及びその被扶養者)を対象とする政府管掌健康保険や組合管掌健康保険などの被用者保険制度...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。