公衆衛生

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     成人保健について述べよ。
    わが国における、死亡数・死亡率は、平成17年の死亡数は108万4012人で、前年の102万8602人より5万5410人増加し、死亡(人口千対)は8.6で前年の8.2を上回った。  死因順位では、平成17年の死亡数を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物(がん)で32万5885人、死亡率(人口10万対)258.2、第2位は心疾患(心臓病)17万3026人、137.1、第3位は脳血管疾患(脳卒中)13万2799人、105.2となっている。  主な死因の年次推移をみると、悪性新生物(がん)は一貫して上昇を続け、昭和56年以降死因順位第1位となり、平成17年の全死亡者に占める割合は30.1%となっている。全死亡者のおよそ3人に1人は悪性新生物(がん)で死亡したことになる。  心疾患(心臓病)は昭和60年に脳血管疾患(脳卒中)にかわり第2位となり、その後も死亡数・死亡率とも上昇傾向を示している。平成17年の全死亡者に占める割合は16.0%となっている。  脳血管疾患(脳卒中)は昭和26年に結核にかわって第1位となったが、45年をピークに低下しはじめ、56年には悪性新生...

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