国際化する社会に対応した教育

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    ※課題6 国際社会に対応した教育とは、どんなものか具体的に述べなさい。
     
    まず、国際化する社会とはどういった社会を指すのかについて述べたい。まずは、ヒト・モノ・情報の、国境を越えての移動量の増大が挙げられる。ヒトの移動は国際理解の必要性を一層高め、モノの移動は経済的結び付きを強固にしていく。そして、情報の移動は、インターネットの登場によってより加速され、国際化を我々にとって身近なものとした。他に、経済的視点から国際化を見ると、資本主義的世界システムの発達が、そして、社会的視点からは社会問題の地球規模化が挙げられる。このように、国際化はさまざまな形となって表れるが、島国である日本にとって最も重要なのは、外国人の増加による多民族・多文化社会の形成という側面であろう。以下、その点につき重点的に述べていく。
     続いて、国際化する社会に対応した教育について述べる。1970年代の文部省の答申で、はじめて本格的にそうした教育が志向された。そこでは、外国語教育を推し進めることを主として、外国人留学生の受け入れ、海外留学の促進、教員、青少年、学術などさまざまな分野・カテゴリーにおける国際交流などが挙げ...

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