拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
さて、大変申しあげにくいことですが、昨年○○月○○日にご用立ていたしました金子○○万円、お約束の先月末日をとうに過ぎましてもご返済がなく、当方としましては大変当惑いたしております。
息子の高校入学もだいぶさし迫ってまいりましたし、息子自身も入学金の心配をし始めましたような状況でございますので、ぜひお約束をお守りいただきたく、お手紙をさしあげる次第です。
お貸しする折に、必ず期日には返済できるからとおっしゃられ、ご信頼いたした次第です。娘の入学手続きが○月○日でございますので、ぜひともこの手紙をお読み次第、ご返済くださるようお願いいたします。ご繁忙にとり紛れてご失念のことかとは存じますが、当方の事情をご賢察くださいまして、ご高配くださるようお願い申しあげます。
まずは取り急ぎ、お願い申しあげます。 敬具