介護概論2

閲覧数1,268
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    福祉医療精神

    代表キーワード

    医療

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「要介護者への終末期ケアにおける家族への対応の方法について」
     私たちにとって死は恐ろしい、怖い出来事であり、それゆえ私たちは死をとにかく忌むべきもの、回避したいものと考える傾向がある。また、私たちの生命が、私たちの前を歩んだ幾多の人々の生と死の延長上にあることも忘れがちである。加えて、医療機関などの施設で亡くなる人の割合が高くなるにつれて、死をめぐる過程は人々からますます縁遠い問題になっている。在宅で肉親や親しい人の死を看取る体験が少なくなるにつれて、死と死にゆく過程について知る機会が減少している。このため、いざ自分や家族に致死疾患の宣告がなされた場合にどう対処してよいかわからず、精神的に動揺したまま時を過ごしてしまうことがある。死をめぐる諸問題を理解し、臆せず死をみつめることは、死にゆく人々の援助に役立つのみでなく、自らの成長と成熟を助けることに繋がる。

     日本尊厳死協会は、尊厳死を宣言し、それを書面に残す運動をしている。これはリビングウイル(尊厳死の宣言書)とよばれ、平成10(1998)年の「末期医療に関する意識調査等検討会」は、国民の48%、医師の70%、看護職員の68%が「...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。