757初等社会科教育法1-1 1-2

閲覧数4,009
ダウンロード数100
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    757初等社会科教育法1-1 1-2

    1-1 初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。 

    1-2 初等社会科が育むべき学力の特徴について、学習形態および「総合的な学習の時間」と体験学習に関連して論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    757初等社会科教育法1-1 1-2 1-1 初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。 
    戦前の初等教育段階での公民教育は主に「修身科」として行われ、とかく上から道徳をおしつけるような命令的傾向のものであった。これに対し戦後直後には、初等教育段階での「修身科」を廃止し、独立した公民科的教育を再び構想する方向に転じたのである。そして公民科教育の具体的展開の提案である国民学校公民教師用書では、戦前までの修身教育の著しく概念的で悪い形式主義であった点を反省し、言葉だけで学ばせるのではなく、「行うことで学ばせる」という経験的なものにも注意がはらわれることとなった。
    やがて「公民科教育構想」は、のちに新設された社会科に吸収されてゆく。この社会科の初期は昭和20年代全般を指す。
    初期社会科の基本は、「社会生活の様々な相互依存関係の理解」「戦前の在り方を反省し、民主的な社会を建設することができるよう、子どもの思考に即した問題解決に主体的に取り組む姿勢を中核とする教育」「子どもたちがなすことによって学ぶといった経験の重視」などにまとめられる...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。