微生物の培養特性
培地・溶液の作成、培養、RNAの逆転写反応、ハイブリダイゼーション、SSC/0.2%SDS溶液の作製、マイクロアレイの洗浄、マイクロアレイのスキャン、画像解析
微生物の培養特性
<実験操作>
培地・溶液の作成
LB培地の作製
ポリペプトン3g、酵母エキス1.5g、NaCl 1.5gを蒸留水に溶かし、NaClを用いてpHを7.0に合わせ、全量を300mlとした。作製したLB培地をL字管に10mlずつ5本取り、残りの250mlは三角フラスコに移して寒天5gを加えた。
希釈用生理食塩水の作製
1.78gのNaClを蒸留水200mlに溶かして、9mlずつ試験管に取り、希釈用生理食塩水を20本作製した。
3、オートクレーブ滅菌
L字管は栓をした上にアルミホイルで蓋をし、三角フラスコ、試験管はアルミホイルで蓋をした。滅菌は1時間半ほどであった。
4、寒天培地の作製
オートクレーブ後、三角フラスコのLB寒天培地をプラスチックシャーレに流し込み、20枚作製した。作業はガスバーナー上昇気流下でほこり(雑菌)が入らない様に行なった。
培養
L字管に培養液200μlずつ植菌し、植菌時の吸光度を測定した。37℃の振とう器にL字管をセットし培養を開始した。培養開始から15分ごとに、植菌前の培地を基準とする吸光度を測定し、1時間半培養した...