原子スペクトル
プリズムを使った分光器で光源のスペクトルを肉眼で観察し、光の色と波長の関係を調べる。また、水素放電管を使用して、そのスペクトルを観察することによってリュードベリ定数Rの値を算出する。さらに、ナトリウムランプを用いた実験において、その線スペクトルを観察し、それがどのような準位間の遷移に対応するものかを考察する。
基礎的な実験であるため、レポートとしての完成度が求めらる。
原子スペクトル
Ⅰ、実験目的
プリズムを使った分光器で光源のスペクトルを肉眼で観察し、光の色と波長の関係を調べる。また、水素放電管を使用して、そのスペクトルを観察することによってリュードベリ定数Rの値を算出する。さらに、ナトリウムランプを用いた実験において、その線スペクトルを観察し、それがどのような準位間の遷移に対応するものかを考察する。
Ⅱ、実験操作、手順
操作①・・・分光器のスリット、凸レンズ、白熱電球が一直線上に並ぶように光電台をセットし、電球を動かし、電球から発する光がスリット上に焦点を結ぶように光学台と電球の位置を調節した。セットが終わったら波長目盛りつきコリメーターの位置に懐中電灯を取り付け、波長目盛盤を水平に調節した。
操作②・・・次に、ナトリウムのD線590nmの位置にくるように、分光器の波長目盛を合わせた。そして、ナトリウムの原子スペクトルを測定した。
操作③・・・電球、蛍光灯、発色発光ダイオードを光学台に取り付け、スリットにしっかりと焦点を合わせて、それぞれのスペクトルを観測した。
操作④・・・水素放電管に電源を入れ、操作③と同様に分光スペクトルを観測した。そして...