行 動 予 定 表(1日目)
・オリエンテーションを受け、病棟の特徴、概要を知ることができる
・受け持ち患児の情報収集を行い、全体像を把握する。 時間 行 動 計 画 裏 付 け 8:30
10:00
12:00
14:00
14:45
15:30
病棟挨拶、オリエンテーション
患児選定
情報収集、コミュニケーション
配膳、食事介助
検温
遊び、コミュニケーション
カンファレンス 小児科病棟の特徴、概要を知ることで実習を円滑に進めるための情報となる。
カルテやカーデックスより情報収集を行い現在までの状態を把握する。またコミュニケ-ション、遊びを通し患児について知り、信頼関係を築く機会とする。情報収集を元に問題点の抽出、援助の方向性を検討する。
患児の食事内容、摂取方法を知ることで援助の必要性、程度を把握する。
検温を行い患児の状態把握し、実際に検温をすることで現在の疾患の影響、程度を把握する。また検温の際は、表情や全身観察の場とする。
遊びは健全な精神、身体の成長発達を促進するために必要である。患児の安静度に注意し、本人の好みを考慮しながら関わり、コミュニケーション、情報収集の場ともなる。
グループ内での情報共有の機会とし、助言、アドバイスを受け今後の援助、注意点についても検討する。
行 動 予 定 表(2日目)
自発的に尿意の有無を伝えることができる 時間 行 動 計 画 裏 付 け 8:30
9:00
9:30
10:00
環境整備
検温
全身清拭
おやつ、水分摂取
小児は予測ができない行動をとることがあり、転落、転倒の危険が高い。その為、ベッド周囲の環境を整えることで安全に配慮する。また気管支喘息があるため、塵、ほこりを除去し発作の誘因となる機械的刺激の軽減を図る。
昨日の検温の結果からは目立った呼吸器症状ないが、自ら訴えることはほとんどないためバイタルサインの測定や呼吸音の聴取、喘鳴、咳嗽の有無や程度、air入りの状態についても観察する。同時に機嫌や活気の有無についても観察していく。
新陳代謝が盛んであり、ベッド上での生活が中心であるが発汗見られている。清拭を行い発汗による不快感が消失し爽快感が得られ、保清が図れる。実施中は呼吸状態を観察しながら行い、特に清拭時、衣類着脱時の温度差に注意し発作の誘因を防ぐ。着衣動作の自立の程度は不明であるが、過剰に援助せず、極力自己での更衣を見守る。その際点滴刺入部位に衣類が引っかからないよう注意しながら更衣をすすめる。
幼児は胃の内容量が少ないため3回の食事では十分なエネルギー摂取ができないためおやつでの補給を行う。自己摂取可能であるため見守り、できないところ介助する程度とする。自ら口渇を訴えることがなく 行 動 予 定 表
時間 行 動 計 画 裏 付 け
10:00
11:50
14:00
15:00
15:30
遊び
昼食介助、歯磨き
検温
おやつ、水分摂取
カンファレンス 言葉掛けをしながら水分摂取を促す。水分摂取は脱水の予防や、分泌物の粘調度を下げる意味でも効果的である。
遊びは健康な体と心の成長を促進するうえで重要である。また受け持ち患児は人見知りが強く、慣れていただくための有効なコミュニケーションの機会でもある。安静度は特に決まりなく、呼吸状態やバイタルサインを参考に遊びの内容、場所等検討する。
昼食は極力デイルームでの摂取を促し、規則的な生活リズムが確立できるよう努める。自己摂取が可能であるため過剰に援助せず、できないところを介助する程度とする。また分泌物の粘調度をさげるため、食事途中にも水分摂取を促していく。食後は自己での歯磨きを促し、磨き残しのみ介助でブラッシングする。
AM同様に検温を行い、AM測定時との変化についても注意する。
グループ内での情報共有の機会とし、助言、アドバイスを受け、実習を振り返り、反省の場とし、次回からの実習やより良い援助が提供できるよう話し合う。 行 動 予 定 表(3日目)
学生の付き添い、身振りや説明を受けることで坐位になりゆっくり吸入することができる。 時間 行 動 計 画 裏 付 け 8:30
9:00
9:30
10:00
環境整備
検温
全身清拭
吸入、おやつ
小児は予測ができない行動をとることがあり、転落、転倒の危険が高い。その為、ベッド周囲の環境を整えることで安全に配慮する。また気管支喘息があるため、塵、ほこりを除去し発作の誘因となる機械的刺激の軽減を図る。
今のところ目立った呼吸器症状ないが、喘息症状早期発見や呼吸状態観察のためバイタルサインの測定や、呼吸音の聴取、喘鳴、咳嗽の有無や程度、咳嗽で排痰ができているかも確認する。水溶性プレドニンを使用していることで、抗体産生の抑制により易感染となりやすく、また肺炎を併発していることからも、発熱や脈拍異常、同時に機嫌や活気の有無についても観察していく必要がある。
新陳代謝が盛んであり、ベッド上での生活が中心であるが発汗見られている。清拭を行い発汗による不快感が消失し爽快感が得られ、保清が図れる。実施中は呼吸状態を観察しながら行い、特に清拭時、衣類着脱時の温度差に注意し発作の誘因を防ぐ。着衣動作はほぼ自立しているため過剰に援助せず、極力自己での更衣を見守る。その際点滴刺入部位に衣類が引っかからないよう注意しながら更衣をすすめる。
湿性咳嗽あるが排痰はない、喀痰の粘稠度が高いと考えられ有効に吸入することで排痰を安易にし、呼吸苦や気道内感染の予防ともなる。幼児は胃の内容量が少ないため3回の食事では十分なエネルギー摂取ができないためおやつでの補給 行 動 予 定 表
時間 行 動 計 画 裏 付 け
10:00
11:50
14:00
15:00
15:30
遊び
昼食介助、歯磨き
検温
吸入、おやつ
カンファレンス を行う。自己摂取可能であるため見守り、できないところ介助する程度とする。また摂取中は言葉掛けをしながら水分摂取を促す。水分摂取は脱水の予防や、分泌物の粘調度を下げる意味でも効果的である。
遊びは健康な体と心の成長を促進するうえで重要である。患児の好きな遊びを元に、発達段階に合った内容を選ぶ。安静度は特に決まりはないが、呼吸苦や咳嗽が多い場合など絵本などを使用し安静を図る。
昼食は極力デイルームでの摂取を促し、規則的な生活リズムが確立できるよう努める。自己摂取が可能であるため過剰に援助せず、できないところを介助する程度とする。現在TP若干低値であり、食事も全量摂取ができていない。ふりかけを使用したり、手が止まった場合には介助するなど、本人の満腹感なども考慮しつつ摂取量増加を図る。食後は自己での歯磨きを促し、磨き残しのみ介助でブラッシングする。
AM同様に検温を行い、AM測定時との変化についても注意する。
グループ内での情報共有の機会とし、助言、アドバイスを受け、実習を振り返り、反省の場とし、次回からの実習やより良い援助が提供できるよう話し合う。
行 動 予 定 表(4日目)
介助にて坐位を保持し、呼吸方法をまねることで
効果的に吸入することができる。 時間 行 動 計 画 裏 付 け 8:30
9:15
9:45
10:15
環境整備
検温
全身清拭
吸入、おやつ
小児は予測ができない行動をとることがあり、転落、転倒の危険が高い。その為、ベッド周囲の環境を整えることで安全に配慮する。また気管支喘息があるため、塵、ほこりを除去し発作の誘因となる機械的刺激の軽減を図る。
喘息症状早期発見や呼吸状態観察のためバイタルサインの測定や、呼吸音の聴取、喘鳴、咳嗽の有無や程度、咳嗽で排痰ができているかも確認する。現在喘息症状軽減してきており水溶性プレドニン減量となっているが、患児は長期ステロイド治療をしており、内因性の副腎機能の低下も考えられ、ステロイド減量に伴う炎症、喘息症状の再発、悪化も注意し観察する。同時に機嫌や活気の有無についても観察していく必要がある。
新陳代謝が盛んであり、ベッド上での生活が中心であるが発汗見られている。清拭を行い発汗による不快感が消失し爽快感が得られ、保清が図れる。実施中は呼吸状態を観察しながら行い、特に清拭時、衣類着脱時の温度差に注意し発作の誘因を防ぐ。着衣動作はほぼ自立しているため過剰に援助せず、極力自己での更衣を見守る。その際点滴刺入部位に衣類が引っかからないよう注意しながら更衣をすすめる。
湿性咳嗽あるが排痰はない、喀痰の粘稠度が高いと考えられ有効に吸入することで排痰を安易にする。言葉掛けに応じることができるため、坐位を保持しゆっくり深く呼吸するよう見本を見せながら吸入を行う。著明な喀痰貯留がない場合は、鼻出血や気道損傷を考慮 本日の学び 指導者のコメント
サイン
行 動 予 定 表
時間 行 動 計 画 裏 付 け
11:00
11:50
14:00
15:00
15:30
遊び
昼食介助、歯磨き
検温
吸入、おやつ
カンファレンス し吸引は行わない。咽頭部に喀痰ある際は咽頭部のみ吸引する。
おやつは自己摂取可能であるため見守り、できないところ介助する程度とする。また摂取中は言葉掛けをしながら水分摂取を促す。水分摂取は脱水の予防や、分泌物の粘調度を下げる意味でも効果的である。
遊びは健康な体と心の成長を促進するうえで重要である。患児の好きな遊びを元に、発達段階に合った内容を選ぶ。安静度は特に決まりはないが、呼吸苦や咳嗽が多い場合など絵本などを使用し安静を図る。
昼食は極力デイルームでの摂取を促し、規則的な生活リズムが確立できるよう努...