麻枯イラスト

閲覧数752
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 全体公開

    資料紹介

    後漢の時代(後2世紀ごろ)のお話
    蔡経という平民ながら見込まれて仙人になった男がいる。
    この男の実家(人間界)に、
    いわばお師匠さんであるところの仙人・王遠がたずねてくる。
    年期の入った仙人だからその訪ね方も派手派手しい
    到着の前には鳴り物や人馬の音がしたのに姿が見えず、
    到着した王遠の姿は、というと

    きらびやかな衣装を見にまとい、
    羽の生えた車に乗り、
    その車は5色の竜が曳く。

    それはそれは美しい女性で、
    年のころなら人間界でいうところの18,9才ぐらい。
    頭のてっぺんを曲げに結って、
    残りの髪は腰まで垂らしている。
    着ている服には模様があって、金襴ではないが、
    その衣装が放つ光に目を奪われ
    その美しさは形容ができない。
    しかも麻姑はその指のつめが鳥のようだったのである。

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。