幼児は生活の中で、どのような造形遊びをするか、あなたが見てわかったことを2つ、3つ例をあげて説明せよについてであるが、私が幼児と関わった中で幼児は自分が経験して見たもの、触ったもの、使ったものを作ったり、話を聞いて自分で想像したもの考えたものを粘土で作り上げたりした。
幼児が経験したものを作るというものの例としては、動物園へ遠足に行った翌日には粘土を使って動物園を作ろうと友達と一緒に「こんなのがあったよ」と話をしながら動物、檻や囲い、食べ物を作ったりしていた。幼児たちは好きな動物を一番よく覚えているのでそれを作ることが多く、象、ライオン、馬、クマ、ペンギンといったやはり人気の高い動物が選ばれて作られていた。それらを作っているにしても自分がよく覚えているところはより詳しく作り上げ、逆に自分にとってよく見ていなかったことや興味がない部分などはどうでもよい感じに作っていた。また大きさについても顔の部分は詳しく作りたいために大きくなってしまい、体や足は顔に比べると小さく体に足が四本にしっぽが生えているのを作るだけで終わることもあった。このことから幼児は客観的に対象物を眺めてこれを見てかいた...