「あなたが講義を聴いて、関心を持ったテーマを1つ選び自由に論じなさい。」
関心を持ったテーマは「しつけ」である。私自身、現在小学生二人と中学生一人の子を持つ育児真っ最中の父親であり、子どもたちをいかに育てるか、まさに「しつけ」は、即実践可能なテーマである。
子どもの成長過程において、その子どもの成長時期に応じた意味あるしつけを、タイミングよく行うことが大切である。また、兄弟がいる場合においては、家族という小さな環境ではあるが、対人関係を築くという社会性を身につける絶好の成長の場でもある。
私が子どもと関わる際に特に心がけていることは、父親である私の気持ちを話すということである。講義の中でも紹介された「Iメッセージ」は、私が意識的に実践していることである。それに加えて、私自身が子どもであった時代に体験したことや、その時に抱いた感情を子どもたちに話すということもしている。このちょっとした昔話に、子どもたちは目を輝かせて反応する。私が話す昔話には、私の両親つまり子どもたちの祖父母が登場し、子ども時代の私を優しく褒めたり、厳しく叱ったりすることもある。子ども時代の私が、成功や失敗を...