科目試験対策用に作りました。
テキストを参考に分かりやすくまとめています。
7設題掲載です。
歴史学
・中国の歴史書のなかに、邪馬台国がどのように記されているのかについて、述べなさい。
・第一次世界大戦後の女性運動について、婦人参政権運動や母性保護論争を中心に、述べなさい。
・鎖国・海禁体制について、その成立と、どのようなものであったのかについて、述べなさい。
・近世における女性にとっての離婚について、特に三下り半の評価を中心に、述べなさい。
・日本国憲法について、象徴天皇制を中心に述べなさい。
・中世から近世の農民の生活について、述べなさい。
・奈良時代の政治について、述べなさい。
中国の歴史書における邪馬台国
中国では220年に後漢が滅び、魏・呉・蜀が並立する三国時代へと移行し、倭の国々は朝鮮半島の帯方郡をつうじて魏と交渉をもつようになった。『魏志』倭人伝によると、倭では2世紀後半に大きな戦乱がおこったが、3世紀になって邪馬台国の女王卑弥呼をたてることによって治まり、彼女を中心として30あまりの小国の連合政権が生まれたそうだ。卑弥呼は呪術に優れ、宗教的権威を背景にして国内に君臨していたようだ。また、邪馬台国では、大人(たいじん)・下戸(げこ)など、身分秩序があり、政治組織...