テキスト第Ⅴ章「障害児の発達特性と教育方法」から障害種別の2つをえらび、それぞれの教育方法のあり方をまとめなさい。
<肢体不自由>
肢体不自由児は、その原因、障害の部位と、程度、重複障害の状況が各人各様であり、知能と学力においても開きが大きい。したがって肢体不自由教育の内容と方法を選ぶには個人差が大きい事実を見なければならない。個人差を考えればひとりひとりにあった教育への要求は大きい。
肢体不自由児の学校教育の目標は①知識・理解・技能の発達②創造的表現能力の啓培③
テキスト第Ⅴ章「障害児の発達特性と教育方法」から障害種別の2つをえらび、それぞれの教育方法のあり方をまとめなさい。
<肢体不自由>
肢体不自由児は、その原因、障害の部位と、程度、重複障害の状況が各人各様であり、知能と学力においても開きが大きい。したがって肢体不自由教育の内容と方法を選ぶには個人差が大きい事実を見なければならない。個人差を考えればひとりひとりにあった教育への要求は大きい。
肢体不自由児の学校教育の目標は①知識・理解・技能の発達②創造的表現能力の啓培③情緒的・社会的発達の促進③情緒的・社会的発達の促進④道徳的・精神的発達⑤身体的障害の克服とその機能の向上⑥職業能力の涵養があげられる。
これらの目標が達成されるための教育の内容及び方法を選択するうえでの方針として考慮しなければならない点がいくつかある。まず、個人差を考慮したものであること、である。比較的軽度の障害から経管栄養などの医療的ケアを必要とする著しく重度の障害の児童までさまざまである。また、脳性まひによる肢体不自由児のように運動障害以外に感覚障害、知覚障害、思考障害、知的障害、言語障害、情緒障害等を合併してもっている児...