2009教師論第1分冊

閲覧数1,674
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    子ども宗教教師社会発達ルソー哲学人間思想

    代表キーワード

    教師論哲学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [課題1]
    『万物の創造主の手をはなれる時、すべては善である。人間の手ので、すべて悪くなる』
    フランスの哲学者、J.J.ルソーは、彼の著書《エミール》の第一行にこう記し、人間の手によって穢れていない人のことを『自然人(l’homme naturel)』と呼んでいた。ルソーの教育目的は、『自然人』の育成にある。
    J.Jルソーは1712年、スイスのジュネーブに生まれ、生涯教壇に立つことはなかった。ただ、音楽教師やリヨンのマリブ家での家庭教師の経験から、「教育の本質」について深く考えるようになり、彼が教育思想家として現在も語り継がれるようになる原因となった著書『エミール』は、実に20年の思索を経て、3年の歳月を費やし刊行された。『エミール』は主人公エミールの出生から青年期までを叙述しており、それはルソー自身を描いているものでもあり、ルソーの理想を描いているものでもあった。ルソーの中では、理想の教師とは家庭教師を指しており、子どもと共に歩む若い教師が理想的であった。しかも若ければ若いほど良いと言っており、ルソーは、大人の価値観を子どもに無理に押し付けることを好まなかった。
    彼の教育思想は大きく...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。