資料:9件

  • 杉原荘介について
  • はじめに 課題として出された杉原荘介について調べた結果を報告してみたいと思う。 第一節 杉原荘介の生涯について 杉原荘介は1913(大正二)年十二月六日、東京都日本橋小舟町に出生する。幼い頃から考古学に関心があったらしく、武蔵野会や史前学会などの会員になる。...
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  • 上神主遺跡の検討について
  • はじめに 私が発掘に初めて携わったのは上神主遺跡の関連施設とされる茂原・向原遺跡であった。それから現在に至るまで、この2つの遺跡、特に上神主遺跡の性格について自分なりに考えてきた。しかし、明治時代よりこの遺跡の検討が行われているにも関わらず、はっきりしたことは...
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  • 小林行雄について
  • 小林行雄は、明治44(1911)年に兵庫県神戸市に生まれた。昭和初頭に浜田耕作・梅原末治・森本六爾らと出会い、京都大学で教鞭をとった。平成元(1989)年死去(享年77歳)。研究分野は、弥生時代から古墳時代の埋葬施設についてで、特に古墳の副葬品である三角縁神獣鏡の研究に精...
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  • 考古学の方法について
  • はじめに 本書は、考古学に携わる上での基本的事項が簡潔に纏められており、自分のような考古学を志す者にとっての入門書だと思う。しかも、すでに発掘等の体験をしている場合には、考古学における目的やその意義、技術の内容に関してより理解を深められるようになっている。無論...
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  • 『通論考古学』を読んで
  • 今回課題図書として指定された、浜田耕作著『通論考古学』(雄山閣、1996年6月)を読み、特に私が興味を持ったのが、型式学的研究方法に関する記述である(第4編 研究、第2章 特殊的研究法、142~156ページ)。考古学は、遺物の型式的変化と遺構の切り合い関係や前後関係による層位...
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  • 明治時代の考古学
  • 第三 明治時代の考古学 一 明治時代初期 8.弥生式土器の発見と人類学会の創立 ● 弥生式土器の発見 1844(明治17)年の3月に、つぼい坪井しょうごろう正五郎はありさか有坂しょうぞう鉊蔵・しらいこう白井光たろう太郎とともに東京都文京区弥生町の向ヶ丘貝塚において一個...
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  • 日本の考古学界のその後
  • はじめに 私は前期に、『日本考古学史』111ページ~124ページの「8.弥生式土器の発見と人類学会の創立・1.考古学の一般の動向(1)―三宅米吉の『日本史学提要』・2.考古学の一般の動向(2)―考古学会の創立」についてレポートを作成し発表を行った。その中でも、「2....
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  • 縄文の漆文化
  • はじめに 今年の6月、東京両国の江戸東京博物館にて「発掘された日本列島2001」と題し、最新の考古学速報展が開催され、考古学を志す者の一人として私もそこに足を運んだ。展示品の中で私の目を引いたのが縄文時代の漆製品だった。むろん、縄文時代から漆が利用されてきたことは...
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