日大通信 価格理論 分冊1

閲覧数1,418
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ご利用は自己責任でお願い致します。
    添付図は巻末に参考資料として添付しました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    個人たる消費者がある所得制約下で、2財を購入するとき、その総効用が最大化する均衡購入量を、別紙の図を用いて説明する。2つの財をx, yとし、図5を除き、この図のx軸がxの購入量、y軸がyの購入量とする。
    図1では、xとyのある価格における、ある所得制約を予算制約線ABとして示している。点Oと予算制約線ABのx軸及びy軸との交点をそれぞれ結んだ⊿AOBを予算集合という。予算集合は、消費者が購入可能なxとyの購入量の組み合わせを意味する。
    無差別曲線は、消費者に同じ効用が得られる財の組み合わせを結んだ曲線である。消費者はより多くの財を購入すると効用が高まるため、無差別曲線が原点Oより遠ければ遠い程、効用が高くなる。この中で、I1は予算集合外にあり、消費行動の対象外、I4は予算に余裕があるために総効用が最大ではない。I3は予算制約線と点Q及び点R交わっており、予算全額を支出するが、限界代替率が点Qでは予算制約線の傾きの絶対値より大きく、点Rでは小さい。このため、x,yの2財間で代替が進むことで、I3は原点Oから遠ざかる余地がある。従って、消費者の総効用が最大となるのは、原点Oから最も遠いI2...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。