理科教育2単位目
①観察と実験の意義と安全対策について
②自然環境における観察と実験とその評価
①理科の観察や実験の意義は一言で言えば学習を効果的に進め理解を深めることができることである。詳しく述べると、①問題を発見し問題の本質を把握する機能がある。これは観察や実験によって新しい科学的な事実や現象、法則などを見出すとともに、問題をはっきりさせる機能である。②予想したり推論したことを確かめる機能。自ら立てた仮説を確かめる方法となっているか、話し合いなどもしながら実証される過程に興味を持つこと、楽しさを味わうことができることが望ましい。③仮説やモデルを検証する機能。活動そのものに興味を持ち、目標意識を持った観察、仮説を立てる力、実験を計画し行う力、結果を理解しまとめる力など教師の一方的に行う観察・実験にならないよう注意して子どもの学ぶ意欲を伸ばしたいと考える。④問題を解決するための情報や資料を収集する力。自然のものや現象に触れる体験によって学ぶ際、学び方を学び、問題解決能力を身に着けたい。情報や資料、先生やあるいはお友達、家族から、情報の収集の仕方にはありとあらゆる方法がある。色んな可能性...