ナイチンゲールとヘンダーソンの看護理論について

閲覧数50,329
ダウンロード数133
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ナイチンゲールとヘンダーソンの看護理論について
    1 ナイチンゲールの看護理論
    ナイチンゲールの看護理論の中心概念は「環境」である。人間におけるすべてのものを「環境」と捉えている。
    環境を物理的環境、精神的環境、社会的環境の3分野に分類し、これら3つはお互いに影響し合い、3つが揃わなくてはバランスを失うとした。その中でも、物理的環境を重要視し、つまり、物理的環境が整えば、残りの2つの環境もよくなると、中心的な位置づけとした。
    環境の不備により患者のエネルギーが消耗し、生命力が衰えないように、これらの環境を整えることが看護師の役割である。
    環境の3分類を、具体例を挙げながら説明してみる。
    Ⅰ 物理的環境
    ①空気----人間が生きていくうえで、空気は必要不可欠で、患者にとっては最重要とした項目であるとした。健康人は当然のように呼吸しているので、その関心は薄い。特に住居における空気の質にこだわり、新鮮な空気を窓を開けることにより、室内に取り入れる「換気」を基本とした。
    ②光----患者にとって、空気の次に必要不可欠なものとして捉え、陽光は患者にとってよい影響を与え、病室の患者は常に窓から外が見...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。