特別活動の目標や内容を踏まえ、全体の指導計画作成に関する基本的な考えと配慮すべき事項について具体的に述べよ
特別活動の目標や内容を踏まえ、全体の指導計画作成に関する基本的な考えと配慮すべき事項について具体的に述べよ
校種:中学校
中学校における特別活動の全体の指導計画作成に関して、学習指導要領には、
『学校の創意工夫を生かすとともに、学校の実態や生徒の発達段階などを考慮し、教師の適切な指導の下に、生徒による自主的、実践的な活動が助長されるようにすること。また、過程や地域の人々との連携、社会教育施設の活用などを工夫すること。』
とある。ここからその基本的な考えを考察する。
第一に「学校の創意工夫を生かす」ことについて、特別活動のもつ特質やその内容から、各学校の実態と特色を生かし、創意ある指導計画を立案し、実施することが求められる。このためには、地域や学校、生徒の実態を把握したうえで、学校としての基本的な指導方針を構造化し、これに即した創意ある計画を立てることが必要となる。また、その取り組みについては、弾力性を持たせることで、状況に応じて柔軟に対応できるようにするべきである。
第二に「学校の実態や生徒の発達段階および特性を考慮する」について、学校の実態や生徒の発達段階や特性を考慮して指導計画...