心室中隔欠損症、心房中隔欠損症

閲覧数3,430
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    病態・症状・検査・治療についてまとめたものです。

    色がついているところは先生に大切だと言われたところです。

    参考文献:『ナースの内科学』奈良信雄/中外医学社(2010)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ★心室中隔欠損症(VSD)★

    心室中隔に欠損孔があり、左右心室間に血流が生じた状態である。

    小児の先天性心疾患では最も頻度が高いが、乳幼児期に自然閉鎖が20~30%の例で認められるため成人では心房中隔欠損症(ASD)の方が18%と多く、心室中隔欠損症(VSD)は15%である。自然閉鎖は4歳頃までに認められることが多い。

    VSDは欠損孔と肺高血圧の有無によって分類され臨床経過も異なる。

    ①小欠損例はRoger病ともよばれ、欠損孔が非常に小さいため、そこを通る短路血流は少なく一生無症状で過ごす例もある。

    ②中欠損例は直径1cmほどの欠損で肺血管抵抗は軽度上昇する。

    ③大欠損例では欠損孔...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。