佛教大学通信教育部 算数科教育法 S0618 第一設題 A評価

閲覧数1,857
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 算数科教育法のレポートです(A評価)。
    ほとんどテキストの内容に沿っており、他からの文献の引用は無いレポートとなっているため、テスト対策の資料としても使用できるのではと思います。
    《所見のまとめ》
    算数教育の歴史を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領の教育内容について、よくまとめられているという評価をいただきました。
    考察や結論の出し方はまだ改善の余地があるという指摘でしたが、丁寧に向き合う姿勢が十分に感じられ大変よくできているという所見内でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    算数科教育の歴史(黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ(4枚程度)。上記を踏まえ、2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴について述べ、その教育内容を自分の視点で考察せよ(4枚程度)。
     江戸時代には、武士のための官学と藩校があり、庶民のための私塾、寺子屋があった。官学では、数学に関する内容は殆どなく、藩校では、算術・洋学・天文学等、実学指向であった。寺子屋では、読み、書き、算術が重視され、算盤を用いた珠算など実学的に学んでいた。この時代の教科書『塵劫記』は、中国を手本にしているが、西洋の影響もあるのではという説もあり、教育の国際的交流があったと予想される。
     明治時代初期の算数教育は、数と計算が中心で、筆算が使われた。江戸時代とは大きく方向転換した時期である。そして、教科書はユークリッド幾何学の内容を基底にし、小学生が理解しやすいよう工夫されたのである。
     明治時代中後期は、教育の国家統制が強まり、国定教科書制度が導入された。1905年、藤澤利喜太郎らによって、第一期国定教科書『尋常小学算...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。