学習指導要領・地理Bの内容(3)の「ク 民族、領土問題の地域性」の授業のあり方を、あなたの経験・テキストp.12にある3つの社会化観・p.92にある「北方領土は誰のもの?」の授業と関連させて説明しなさい
文部省の学習指導要領によると地理Bの内容(3)の「ク 民族、領土問題の地域性」は、「人種・民族と国家との関係、国境、領土問題の現状や動向を世界的視野から地域性を踏まえて追究し、それらの問題の現れ方には地域による特殊性や地域を超えた類似性がみられることをとらえさせ、その解決には地域性を踏まえた国際協力が効果的であることなどについて考察させる」とある。大切なのは、この単元では生徒に「国際協力が効果的であること」を「考察させる」授業の展開を行う必要があり、問題の解決策を議論するものではないということである。テキストの50ページから掲載されている「北方領土は誰のもの?」のにもあるように、領土問題は一国の問題ではなく、複数の国がかかわっているので、双方の視点から見てみること、そしてそこで生活する人々の立場も考える必要がある。問題に対して多角的・多面的なアプローチをしなければ解決の糸口など見つか...
また、3つの社会科観にあまり触れられていなかったのが残念でした。
ですが、このレポートを書くにあたって、書き方に悩んでいたので、その点では参考になりました。