95509/法政大学通信教育部/商業科教育法/A+最高評価レポート

閲覧数2,017
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (問題文)
    わが国の現在までの商業教育の発達について、それぞれの時代に分類し、その特徴を述べよ。(1つの時代区分にこだわらず、全般的に述べる事)。

    参考文献:高等学校学習指導要領 平成21年3月 文部科学省

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    江戸時代以前(学校制度開始以前)
     明治5年の学制公布に始まる我が国の学校制度開始以前において、読み・書き・算盤の初歩を教える機能は、寺子屋が果たしていた。そして、商業教育の中核は丁稚制度にあり、商業の経営理念や経営活動に必要な知識や技能を体験的・実践的に教えるという商業教育としての役割を果たすものであった。
    2.明治初期
     明治5年の学制公布と共に、学校教育としての商業教育制度が整備された。しかし、経験に学ぶ丁稚制度が、商業教育の中核にあった当時の日本において、商業教育を担う学校の必要性は認められず、「学制」の規定する商業学校は1校も設立されることはなかった。
     明治8年の商法講習所が商業教育で最初の学校である。この学校の目的は日本の開港場で貿易取引を独占支配する外国人仲買を介さず、日本人がロンドン・パリなどと直接貿易を行うためであった。その他、神戸、三菱、岡山、大阪商業講習所等、様々な学校が設置されるが、いずれも商業の盛んな地に有力実業家の要請で設立、運営されたものである。
     文部省は明治17年に商業学校通則を制定し、商業学校を小規模商業の経営者を養成する第一種と、大規模経営組織の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。